はじめに

車はドライバーの技術によって速くも遅くもなります。
速くなるためには純正の限界を感じてから少しずつ不満な所を変えていくのがいいです。
ドライバーと車が一緒に成長していくのが一番の近道でしょう。
しかし今回、個人最速理論では車をチューニングするために書いています。どちらかと言うとチューニング理論とでも言いましょうか。
市販車を改造するにあたってどこから考えていけばいいか、どこから改造していけばいいかがわかるように書いていくつもりです。

クルマのチューニングをするのに皆さんは何かしらの目的があってチューニングしますよね?
では、目標はどうやって具体的なモノへするのでしょう?
馬力やトルクの数値だけを最高にするのは、数値としてはPRにはなりますが、運転しているときはアクセル全開ではないので、立ち上がりも、中間域も、ピークパワーの部分もトータルで良いのがもっとも安定で乗りやすいものです。
普通は峠仕様、サーキット仕様、ゼロヨン仕様等、専用に作ったほうが速い車になります。
ですが私はオールマイティな車を作りたいと思っています。結局のところ純正のポテンシャルをあげたような感じです。
オールマイティにするにはどこを走っても速いだけで、最速にはなれないといわれますが、それを可能にできるようにがんばってみたいと思います。

車を速くさせるには、車に働く3つの力を増大させねばなりません。
@エンジンパワー
Aタイヤのグリップ
B空力
この3つだけが車に働く力なのです。
だから、車体の補強やサスを交換するのは3つのパワーを効率よく伝達するためなのです。

よくタイヤが決まらないと車のセッティングが決まらないとか、エンジンパワーからタイヤを決めて足回りを考えるとか、いろいろ言われていたりしますがプライベーターがまず初めに考えなければいけないことがあったりします。
詳しくは次回へ持越しです。

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